実践的!?危機管理セミナー@ウガンダ

実践的!?危機管理セミナー@ウガンダ

ウガンダ留学中の森田海です。2回目の投稿になります。

 

連日ウガンダは雨ですね。写真は最近流行りのウガンダ流傘の刺し方ww

水不足だからね。 

 

先日...といっても一ヶ月前でしょうか、在ウガンダ日本大使館で危機管理セミナーなるものが行われてたので、無料に誘われて行ってきました!

 

 

ある程度は想像してましたが、まずセミナーの部屋に入ってビックリ。

 

 

若者はどこだ??

 

 

そして

 

 

ジーパン・ポロシャツという自分の場違いさ…

 

 

↑ちなみに、普段の短パン・Tシャツに比べれば頑張った方なのだが…

 

 

 

大使館によると、ウガンダに住んでいる日本人は約300人。その中で1年以上住んでいそうな若者といったら、まずは青年海外協力隊でしょう。彼らは社会人ですが比較的20代が多いと思います。そして、残りは我々のような留学生やあしなが育英会の派遣ようなボランティア。

 

せめて協力隊の人たちがいるかな~と思いきや皆無。協力隊は危機管理講座なんて普通は日本で受けてるよね。ということで出席者は、作業着を着ている建設会社の人、スーツを着ている貿易会社の人、赤十字の人、自衛隊の人などなど”The・社会人”の人たちばかりでした。

 

3時間もあるのでどうなのかな~と思っていましたが、なかなか楽しませていただきました。決してfunだったわけではないのですが。リスクマネジメントの会社の人がわざわざ来て、講義+グループワークの形式で行われあっという間に時間が過ぎていきました。

 

講義内容としては、地域情勢や治安リスク、安全対策、さらに参加者は組織に属している方が多いということでメディア対応などもありました。ウガンダに来て8ヶ月、郊外や地方で起きた物騒なニュースは耳に入ってくるが、自分にとってどこか平和ボケしていた首都カンパラの暮らしに再度警戒する内容でした。

 

で、面白かったのがここからのグループワーク。というか新鮮って感じでした。まず4人グループを編成されました。私のグループは...

 

国連南スーダンミッション・ウガンダ後方支援を担当されている自衛隊の方。

 

ウガンダに来て1ヶ月も経っていない赤十字の方。

 

主婦をやりながらマケレレ大学にて日本語講師・翻訳をやっておられる方。

 

東アフリカ最高峰マケレレ大学で勉強をするも未だに何を勉強してるかよくわかっていない留学生。

 

グループワークではシナリオが与えられ、あなたならどういう行動をとるか、どういう行動がベストか考えさせるものでした。ここでは詳細情報は割愛したシナリオを載せてみたいと思います。

 

シナリオ①

ウガンダにて

21:30 外国人がよく利用するレストランで、あなたはちょうど食事を終えようとしています。入り口付近で突然爆発音とともに悲鳴があがりました。見るとレストラン内に手榴弾が投げ込まれ、数人の客が負傷しています。そして、レストランに向かって少しずつ銃声が近づいてきているのがわかります。あなたならどのような行動をとりますか?

 

シナリオ②

21:40 あなたは現地法人の責任者です。会社にいると部下から電話がかかってきました。3人で訪れたレストランが襲撃されたこと、二人の同僚が連れ去られたことを知らされます。また、同僚が車の鍵を持っているため、自分は現場に取り残されているということです。彼は、あなたに支持を求めています。

 

シナリオ③

22:50 無事に戻った従業員2人の報告によると、武装集団は彼らの社員証を含むすべての持ち物を奪いました。そして、「会社の安全を守りたいのならば、毎月謝礼金を払え。我々はお前たちの自宅と会社の場所を知っている。もし金を払わなかったら、どのようなことになるかわかるかな?」と脅されたということです。責任者の立場で対応してください。

 

まあこんな感じの危機管理セミナーでした。少なくともマケレレ大学の狭い教室でギュウギュウ詰めになって受ける授業よりは有意義だったと思います。

 

 

最後までありがとうございました。

 

今日はこのへんで。ではでは。

 

 

(おまけ) 上記のシナリオ③に対する自衛隊さんの答え。

 「敵にわれわれの情報が知られてしまった。速やかに敵城に侵入、逆襲をする必要があります!」

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コメント: 4
  • #1

    たけ (金曜日, 09 5月 2014 01:30)

    ①にゃぼの影に隠れ、様子をうかがう。(にゃぼの面積があれば様々な攻撃も防げる可能性がある+敵から視認されにくい。)
    ②早急ににゃぼ。
    ③会社ににゃぼ警備をつけ、法外な値段でないのであればお金を払いつつ、両政府、警察と話をすすめながら対処。法外な値段であればにゃぼと共に速やかに敵城に侵入、逆襲をする必要があります。

  • #2

    onyxis-tottori (金曜日, 09 5月 2014 04:59)

    さてさて早速のご解答ありがとうございます。東アフリカのハーバード留学中の森田です。

    え~、まずですね「ニャボ」の定義を行う必要がありますね。ここで-1点。
    模範的には「ニャボ・・・ウガンダにおける女性の総称。しかし女性とは思えない人間離れした巨体の持ち主。日本人平均女性の5倍のパワーがあると思われる。」
    次に②の場合においては、少し言葉足らずですね。「早急にニャボのもとへ非難し、敵戦に備えビターノ(50円くらい)で雇う」ぐらいにしておきましょう。減点なし。
    ③パーフェクトです。

    総合して、たいへんよくできました。30点満点中29点!!

  • #3

    いとう (木曜日, 22 5月 2014 15:13)

    ワロタ

    先週土曜日の午前9時に、ナイロビでも安全管理のセミナーがあったのだけど、今のナイロビの状況を考えると、『そもそも大使館に行くこと(タウンまで向かう事)自体がリスクじゃない?』という二度寝したい言い訳のもと、参加しませんでしたw

    それで、森田君の投稿を思い出し、呼んでましたw

  • #4

    森田 (木曜日, 22 5月 2014 17:13)

    お役にたてて?幸いです。笑

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